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2017/05/25 09:59

長く愛用してほしい、オアハカの刺繍ブラウスを求めて

 

メキシコ・オアハカ州での買い付けの探しモノのメインの一つ、刺繍ブラウスやワンピース。
サンアントニーノ村、その他オアハカ近郊の村々の女性たちの日々の手仕事です。


村々の女性たちにとって、自分や娘さんのための丹精込めた衣服であり、
商品としても貴重な現金収入の手段でもあります。

 

身近な花や鳥などのモチーフがとても綺麗。

カラフルなものが多いですが、今回ご紹介するのは赤地にゴールド刺繍のシンプルなデザイン。


特に私が惹かれるのは、デスイラードという手法を使った手の込んだ刺繍。

 

 

上の写真でレース状に透けている箇所がデスイラードの刺繍です。
生地の横糸または縦糸を抜き、残った生地の糸を刺繍糸でくくりながらレース状にしています。

この手法の刺繍はとても長い時間がかかるので、作り手さんの中でもできる方は限られているそう。
なんと一着つくるのに、数週間から数ヶ月かけて一針一針丁寧に刺されます。


祖母から、母から教わって、代々そのデザインや手法が受け継がれてきたそうです。

つまり家庭によって、作り手さんによって、そのデザインも多少異なりますしクオリティも様々です。
日本の大量生産の衣服のように、きっちりと正確な仕上がりのものはありません。
でもだからこそ、どれを手にとっても手仕事のあたたかみを感じられ、愛着が湧きます。

 

とはいえ、お店で扱うとなると、やはり一生懸命選びます。
実はオアハカ市内では、大量の刺繍ブラウスやワンピースと出会えます。
メキシコらしいカラフルさと大量さで、だんだんと何が良いのかわからなくなってきます…。

 

 

 

 

私が一番念頭に置くのは、「 日本でも着やすいデザインかどうか」

どうしてもカラフルで可愛いく、凝ったものに目が行きがちですが、

実際に年齢問わず長く着ていただけそうなシンプルなものを選んでいるつもりです。

 

 

 


時間をかけてつくられたものだからこそ、衣服は衣服として、長く愛用してほしいと思うのです。

 

 

色違いでネイビー地 × ゴールド刺繍も。

 

 


生地はマンタと呼ばれる厚手のコットン地で、さらっと通気性は良く、透けにくい生地です。

 


今回の買い付け旅ではマーケットやショップだけでなく、直接サンアントニーノ村にも行って探してきました。
小さなその村内には何人かの生産者さんや家族同士で集まった工房がポツポツとあります。
その工房の一つで、次回仕入れ分のオリジナルオーダーをしてきました。
詳しくはまた別の記事で書かせていただきますが、すばらしい手仕事が生み出される工房はとてもわくわくな空間でした。

 

 

 

時間をかけて、丁寧に刺繍されたブラウス。
ぜひ愛用の一着に。

 

 

【サイズ】
着丈:約52cm 天幅:約17cm (Sサイズを着用する方におすすめ)

¥ 8,620 (税込)

 

 


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written by
&JOURNEY 店主 : 未希
andjourney.com

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