2017/01/30 19:17

ボリビア音楽を研究するスペイン語の先生の研究室へ。



昨年末、日本ボリビア協会のクリスマスパーティーに参加しました。

そこで某大学でスペイン語講師をしながら、
ボリビア音楽を研究しているという素敵な女性と出会いました。
年に1〜2回はボリビアを訪れているそうで、
織物にも興味があり、いくつか布や衣装もお持ちとのこと…、
先日、研究室へお邪魔してきました。


久しぶりに、大学!という雰囲気の校内に学生気分になってウキウキ…

研究室の扉を開くとそこは興味をそそるものでびっしりの空間…!



中南米に関する書物やスペイン語の本がいっぱい。
そして早速、お祭りのときの衣装!
スペインの影響も受けたカタチ。



棚にはボリビアの楽器や仮面、



お祭りのときにかぶる帽子など…



非常に細かく織り上げられたポンチョやマンタも見せて頂いてうっとり。



テキスタイルの資料本もたくさんお持ちで、
今ではなかなか見られない緻密な織りや柄、
それぞれの地域の特徴などを見聞させていただきました。



いつか織り柄を読み解けるようになりたいなぁと思うけれど、
規定の柄はいくつかあっても、
身の回りのものなどを織り込んだその柄は時代ごとに変わりつづける。
基本的には幾何学模様のものは古くからあり、
動物柄が近年のものが多いそうですが、
ナゾの生き物がたくさん織り込まれていたりする昔の柄を見ると、
昔は神話の生き物が本当に身近に感じられていたのかもなぁと思ったり。


結局は織った本人に聞かなければわからない柄の意味…。




私はボリビアには一度、ウユニ塩湖やラパス、チチカカ湖など主な観光地を訪れましたが、
やはりそこでは目にすることができなかったものばかり。

今度はテキスタイルを探す旅に…そして織り人に直接お話しを聞きたい。





スクレの織物博物館がオススメとのことで、
スクレ近くのタラブコという手織り物が有名な街と合せて…
と旅のプランもわくわく。

そして現地の人とおしゃべりできるように、スペイン語の習得も頑張ろう!
とオススメのスペイン語の本なども教えていただき、気持ちを新たにしたのでした。



アメリカへのお引っ越しまであと4日。
ネットショップの撮影祭りや在庫整理をなんとか済ませ…。
アジア担当を名乗りでてくれた Snip! さんの商品を中心に、一部アップしましたので
ぜひのぞいてみてくださいね。


いつも海外に行くときは空っぽのスーツケースがパンパン…。
ソワソワわくわく。


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written by
&JOURNEY 店主 : 未希
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